建学の精神

たくましい、知・徳・体を育む中で時代に即した
生きる力を養い、夢を抱き、まわりの人の
役に立てる(社会に貢献できる)土台を形成する
(様々な子どもたちの遊びや、体験・経験での人との
関わりを通して、幼児期に大切な非認知的能力を育みます。)

教育目標

育てたい姿
たくましさ
ものごとを、前向きにとらえる健やかな心と
前向きに行おうとする丈夫なからだを
ともだちとの関わりの中で作ります
主体性
楽しいやってみたいことを自分で考え、
課題を見つけては少しの困難や葛藤を
乗り越えて行動しようとする力を育てます
自己肯定感
自分らしくいる(表現する)ために
自分は大切な存在だと思える心を大切にします。
おともだちも同じぐらい大切であり、
ルールを守り、助け合い、理解し合う力を育てます
思いやりと想像力
思いやりと想像力
(コミュニケーション力)、
相手の気持ちやまわりのことを
わかろうとする力を育てます

主体性とは…目的をもち、達成するために調べたり、試したり、自ら考えて判断し行動すること。

自主性とは…自分からやってみようとする意欲をもち、ときにはまわりの人に助けてもらうことができること。

家庭と幼稚園は
子育てのパートナー

家庭の中と園の集団生活の中では、子どもの姿は必ず違う面があります。それぞれで見せるその子どもの姿をたいせつにし、受け入れながら、家庭と園がいっしょに考え、“家庭と幼稚園はパートナー”になりたいと願います。

子どもは子どもどうしのふれあいの中で、時にはケンカや気持ちのぶつかり合いが小さな葛藤となりそれぞれの心を育てます。また時には小さなケガをしてしまうのが大きなケガをふせぐ知恵になることをまわりのおとなは理解したいと思います。そして、家庭だけでは体験できないことを心身ともに受け止めて子どもたちは育ち学びます。

自分もおともだちも大切にできる大きな力…自己肯定感を育むためにしっかりと子どもの想いやつぶやきを受けとめ、認めながら互いに (家庭と園が)協力し合い、道筋を定めていきましょう。
人らしく生きていくために大切なこれらのことは、与えられる知識や教えこまれることでは身につけられません。おともだちとのかかわりの中でその子が感じたり考えたりするからこそ学んで身につく力が生きる力といえます。身近にいる私たち、おとなが主体的な生き方、ものごとについて考えて行動するという手本となり、ご家庭や園での体験の積み重ねの中で育まれるものと言えます。
子どものお話に耳をむけること、じっと聴くことから子どもが何を思っているのかどうしようとしているかを探ることを大切にしたいと思います。
また、子どものまなざしの先を保護者として、また保育教諭としていっしょに見つめて、子どもと共感することを子育ての中心にしたいと願っています。